奄美大島の山にはスダジイ(椎の実)の木が多く生えている
スダジイとは椎の実とも言い、ドングリに似た見た目の木の実です。ドングリは食べる前にあく抜きをしなければなりませんが、スダジイはあく抜き無しで食べることができます。
奄美大島の森には多くのスダジイ(オキナワジイ)が生えているため、森に入ると比較的簡単に実を手に入れることができます。(ごっつい虫が入っていることもあるので拾うときは注意です。)
イノシシのエサでもありますが、昔からお菓子や味噌として食べられてきたらしいです。私自身もフライパンで煎って食べたことがあります。
ドングリとスダジイの違いは!?見分け方は!?
まずドングリとスダジイの木の見た目の違いで見分けることができます。ドングリの葉の方がスダジイより大きいです。
また木の実の見た目の違いからも見分けることができます。
スダジイは実の大部分が下の画像のような皮で包まれています。また実自体もドングリが細長いのに対して丸っこい形をしています。
ドングリの実は下の画像のように実の下部だけ帽子のような皮がついています。
スダジイの食べ方
シンプルにフライパンで煎って食べます。数分加熱すると割れて中の白い実が見えてきます。ここまでくると爪で割ることができますのでそのまま食べます。
味は特徴があまり無いですが、嚙んでいるとかすかに甘味を感じます。個人的にはお米のような味がします。
煎った後はできるだけ早く食べないと石のように固くなるので注意が必要です。