【ハブ】ハブは買取されている。沖縄・奄美のお話(買取価格、捕獲方法、滋養強壮成分を活かした製品など)
生息している猛毒を持つ蛇です。
そんなハブは咬傷(こうしょう)から住民を守る目的として
ちなみに沖縄では買取をしているという情報は見つけられませんでした。
そんなハブの生態、
買取価格、
捕獲数、
驚異的な滋養強壮成分を活かした製品などについて紹介します!
- ハブについて 複数種類存在する??
- 買上事業(ハブ捕獲奨励買上事)について
- 奄美におけるハブの買取価格
- 奄美でのハブの捕獲数・買取数
- 近所のおっちゃんもハブを採る ハブの採り方は?
- ハブは危険。遭遇したらどう対処する?携帯用ハブ毒吸出器
- 奄美ではハブ製品が販売されている。驚異的な滋養強壮成分
- おまけ ハブを確実に見つけられる場所
ハブについて 複数種類存在する??
まずはハブとはどんな生き物かについてですが、
簡単に言うと頭が三角で黄色ぽくて咬まれると死ぬ可能性のある毒を持つ蛇です。
そんなハブにも種類があります。
ホンハブ
ハブとはホンハブとも言われる最大2mほどに成長する獰猛な毒蛇です
体が黄色と黒の色をしており、頭の形が三角と他の蛇とは見た目があきらかに異なります。
ホンハブの体表の色は金色っぽい色、銀色っぽい色、一般的な黄色のハブが存在し、
ホンハブで複数種類いると思うほど体色が個体によって異なります。
近所のおっちゃんたちの話によると
金ハブは獰猛で光をあてると綺麗といいます。
ヒメハブ
またホンハブと異なるヒメハブと言われるハブも存在します。
個人的にはホンハブより大人しく、1m以上のものは見たことなく小さめです。
色はハブと比べて黄色ではなく黒っぽいイメージです。
頭はハブと同じく三角です。
胴体が太く、尻尾が細いことからツチノコじゃないかと言われたりします。
買上事業(ハブ捕獲奨励買上事)について
奄美では住民を咬傷から守るため
捕獲したハブの買取事業をしています。
そしてこの制度を活かして
生計を立てるためにハブをとっている方たちが存在します。
専業の人もいたらしい?いるらしい?です。
平均年収の低い奄美では
良い仕事になるのでしょう。。。
奄美におけるハブの買取価格
現在、3,000円です。
小学生の頃は5,000円だった記憶がありますが、
5000円→4000円→3000円と買取価格が引き下げられていきました。
この引き下げの理由としては
県と市町村の財政を圧迫しているためです。
近年買取数が2万匹前後だったものが
3~4万匹に増えたため以前の倍近くの予算が必要になってきたためらしいです。
奄美でのハブの捕獲数・買取数
ハブ対策推進協議会情報誌のHABUDAS2022によると
令和3年のハブの咬傷者数は
ハブ咬傷者数 38 名
奄美大島 15 名
徳 之 島 23 名
令和3年のハブ買い上げ数
ハブ買上数 21,345 匹
奄美大島 13,823 匹
徳 之 島 7,522 匹
となっています。
直近10年ほどは咬傷者数、買取数も減ってきているため
買取事業の目的は果たせている可能性があるといえそうです。
近所のおっちゃんもハブを採る ハブの採り方は?
きんじょのおっちゃんや友達の親など、
周りにハブをとってる人はいます。
また私自身も夏に帰省した際にはハブを見かけることがよくありますので
なんとなくハブの生息する場所、季節、時間帯、捕獲道具を知っています。
ハブのよく出る季節は?
基本的に夏によくでる印象があります。
しかし、ハブは暑く直射日光を嫌いますので夏場の涼しいところ、
また餌となるカエルやネズミがいるところにいます。
例えば畑の草や木が生い茂って影ができている場所
川の影のあるところ(ハブは泳ぎます)
令和3年の奄美市のハブ買い上げ数のデータによると
4~10月に買い上げ数が多く、
5~7月は各月1000匹を超える買取数です
ハブのよく出る時間帯は?
日没から夜、
朝4時から朝6時までが活発とされています。
気温は18から27度とされています。
しかしながら日中でも涼しく影のあるところにはハブは出るので用心しましょう。
また私自身は中心街の奄美市名瀬に住んでいましたが
名瀬で普通に生活する分には見たことはありません。
奄美のさらに田舎のばあちゃんの家などに行くと見かけることがありました。
あとは夏ごろに山や川に遊びに行くと高確率で見かけていました。
ハブの捕獲道具は?・どう捕獲する?
ハブ採り棒とハブを保管する箱が必要です。
ビッグツー等のホームセンター等で販売されています。
ハブから最低1.5mは離れましょう
獰猛なのでとびかかってきます。
そして首をハブ採り棒で捕まえます。
ハブ保管箱への出し入れの際も危険なので慎重に行いましょう。
私自身は怖いのでやりません。。。
ハブは危険。遭遇したらどう対処する?携帯用ハブ毒吸出器
ハブは最大で2mほど、
とびかかってくる範囲はハブのいる位置からハブの体長の2/3程度と言われています。
一般的には1.5m以上は離れるようにいわれています。
ハブに咬まれたことがないので使ったことはないですが
携帯用ハブ毒吸出器なるものがあるらしいです。
http://www.pref.kagoshima.jp/aq04/chiiki/oshima/kurashi/documents/17547_20220307154926-1.pdf
奄美ではハブ製品が販売されている。驚異的な滋養強壮成分
ハブセンターや
原ハブ屋では
ハブを使った製品が販売されています。
ハブ酒はお土産屋に普通に売られていますが、
ハブセンターでは
ハブ粉末、ハブキモ、ハブ油等
島人でも驚くような製品が売られています
原ハブ屋ではなんと
BASEでネットショップ開設しているようです。
なんとモダンな。。。
ハブの皮を使った製品、ハブのイラストの入ったTシャツなどが販売されています。
引用元
おまけ ハブを確実に見つけられる場所
ハブを捕獲する人は大抵山肌の田舎道を車で走らせて見つけようとすることが一般的だと思います。
ただ私としては川もいい捕獲スポットなのでは?思います。
なぜかというとハブはカエルをよく食べます。そのカエルの出没スポットが川であること、またハブの好きな涼しい場所だからです。
実際に夏場に川に行くと昼も夜もハブを見てきました。
ですので、川はハブを捕獲したい人にはいいスポットなのです。
また川とは言っても水量が多くカエルやハブが留まる場所が無い川は見つけることが難しいと思います。
岸があってカエルやハブが留まれるそこまで水量が多くない川がいいのではないかと思います。
しかし、川での捕獲は道路で捕獲するよりリスクがあると言えます。
なぜなら、車でなく徒歩で行かなければいけないことからハブに襲われれる可能性があるためです。
車に守られていませんし、道路に這うハブより石や草にいるハブは見つけにくいです。
たしかにハブは派手な色なので普通の蛇と比較すると見つけやすいです。
しかし、様々な色の石や身を隠す草がある場所ではなかなか気を張っていないと見つけることは難しいです。
ヒメハブに関しては地味ないろのため要注意です。
実際にテナガエビを探しに夜の川に出かけた際にもう一歩足を出していたらハブに咬まれていたかもという場目に出くわしたこともあります。
まとめると川はいいスポットですが、ハブを見つけにくいというリスクもあります。